- 将来が心配だけど、なにをしたら良いんだろう、、、
- 最近よく「投資」って聞くけど、何から始めれば良いんだろう、、、
- 調べてもよくわからない、、、
金融機関に勤めていた際、そんな言葉をよく聞きました。
何も始めなければ時間だけが過ぎていきます。
この記事では、「何かしなきゃ。でも何から始めて良いかわからない、、、」
そんな方におすすめの金融商品を紹介します!(個別具体的な商品はまた別の機会に)
目次
おすすめの投資(金融)商品
結論からお話しすると、「投資信託」がおすすめです。
なにか始めようと思った時、金融商品ってたくさんあるから悩みますよね、、、
- 株
- 債権
- 不動産
- 金銀等の現物
- 為替(FX)
- 投資信託
などなど、何に投資して良いかとても難しいですよね。
どの商品にも良さがあるため、人によっておすすめするものは違うかもしれません。
しかし、私は「投資信託」をおすすめします。
理由は「プロにお任せ」できるからです。
投資はとても難しく、確実に利益を出し続ける方法などありません。(絶対儲かる!なんて話は当然疑ってくださいね笑)
勉強しなければいけないこともたくさんあります。
専業トレーダーであれば時間を割くことができるかと思いますが、多くの方が仕事や家事、育児、趣味などに時間を割きたいですよね。
私もそう考えています。
そんな方にこそ「投資信託」が1番だと考えています。
投資信託とは
私は投資信託がなんぞやということを説明するときに、「福袋」や「幕内弁当」といった表現をします。
単一の資産や銘柄で構成されていないためです。
株式であれば、一社だけ保有していると価格の変動が大きかったり、会社に万が一のことがあれば大幅な損失を出す可能性があります。
株式の投資信託であれば、複数の会社の株が含まれるため、一社が大きく下落しても他社がカバーしたりしてくれます。(必ずしもそうではありません)
同じように、複数の資産をまとめて購入することもできます。
株式・債権・不動産の3つを分散して保有することも可能なので、様々な資産の成長を享受することができます。
投資信託の良いところ
- 少額から始められる
投資と聞くと、「そんなお金ないよ〜」なんて言われることが多いのですが、投資信託は100円から始めることができます。
株式の場合、ユニクロを運営するファーストリテイリングは一単元購入すると、約600万円が必要です(2022年5月1日現在)
第一歩のハードルが低いと、とりあえず「お試し」で始めることもできますよね。
- 分散投資ができる
「卵はひとつのカゴに盛るな」という投資格言が存在します。
ひとつのカゴに全ての卵を盛っていた場合、カゴを落としてしまったらどうなるでしょうか?
全て割れてしまう可能性が高いですよね。
しかし、いくつかのカゴに卵を分散して盛っていれば、カゴを落としても全て割れることはありません。
投資先や投資するタイミングをずらすことが、資産運用ではとっっっっっっっっっても大切なことです。
この「分散」は非常に大切で、様々な商品を組み合わせることでリスク分散することが可能になります。
投資信託では様々な投資先や商品が分かれており、分散した商品を選ぶことができます。
- プロが運用してくれる
投資信託では「ファンドマネージャー」がみなさんの資産を運用してくれます。
株式一つとっても、どんな株を購入して良いかわかりませんよね。
不動産であれば物件を選び、日々入居者の有無に気を揉みながら過ごすことになるかもしれません。
それに対し、投資信託はプロに運用をお任せです。
絶対に損失が出ない保証はありません。
しかし、運用の専門家におまかせできるというのは、初心者の方には安心感がありますよね。
少しずつ知識や経験を積んで、いずれはご自身で個別株などに挑戦していっても良いかと思います。
- たくさんの種類から選べる
調べてみたところ、現在5,000種類ほどの投資信託があります。
様々な組み合わせがあり、自分の興味のある投資信託を見つけることができます。
「そんなにあったら選べねーよ!!」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
別の機会に選ぶポイントについてまとめたいと思いますが、基本は指数に連動を目指す「インデックス型」投資信託が良いです。
注意点
- 元本の保証がない
投資の世界で元本保証はないと思っていただいた方が良いです。
「絶対に損したくない!」と考えて預貯金をしていても、流通やサービスが発達した今は「円」ですべて持っている事自体が大きなリスクとなります。
世界的なインフレが起こったり、円安が加速する今、海外からの輸入等は値上がりし、結果として国内の物の値段も上がっていきます。
「円」で持っていても物の値段は上がるのに、預貯金ではお金は増えません。
お金が実質目減りしているのと同じことが起こります。
家計の資産をどう配分し、いかにしてお金に働いてもらうのかが非常に大切です。
- コストがかかる
投資信託には税金と手数料の2つのコストがかかります。
ここは当然、抑えたい部分です。
どんなものがあるのか簡単に把握しておきましょう。
○購入時手数料
⇨0〜3%ほどかかります。ノーロードと呼ばれる購入時手数料のものが多くあります。
○信託報酬
⇨年率0.1%前後から3%ほどです。投資が長期かつ金額が大きくなるほど負担も大きくなっていきます。低いものを選びましょう。
○信託財産留保額
⇨解約時に発生します。0.2%から0.3%ほどですが、かからない投資信託もたくさんあります。
○譲渡益に生じる税金
⇨売却時に、購入時よりも利益が出ている場合にかかります。利益の部分に対して20.315%の税金が発生します。
仮に利益が100万円出ていた場合の税金は「203,150円」となり、インパクトのある数字となります。
○分配金に生じる税金
分配金とは、投資信託の運用で得られた利益を決算ごとに投資家へ分配するものです。
分配金には「普通分配金」と「特別分配金」があります。
「普通分配金」・・・運用によって得られた利益を分配するもの。
「特別分配金」・・・元本払戻金。
⇨課税されるものは、「普通分配金」です。
上記のように投資信託を利用する上でコストがかかります。
また後日作成予定ですが、NISAなどの制度を利用する事で、なるべくコストを避けて運用していきましょう。
- タイムリーな取引はできない
投資信託は希望価格で売買することができません。
株などは「指値」といって値段を指定して売買することが可能ですが、投資信託では市場が閉まった後か翌日に価格が決まります。
とはいえそこまで気にせずとも良いと考えております。
おわりに
ざっと駆け足で投資信託について説明しました。
細かいことを言えばまだまだ説明したいことが山のようにありますが、複数回に分けて説明したいと思います。
結論としては、もし将来のためになにかしたいと考えている。
でも何をしていいかわからない、、、
そんな方には「投資信託」をお勧めします。
知識や経験なんかよりも間違いなく「1日でも早く始める」ことが大切です。
たくさんの方を見てきて、大きな資産を築いている方すべてが、投資の知識がある方ではありません。
少額でも良いので、是非1日でも早いスタートを切って、将来のご自身を応援してあげてほしいなと思います。